有田浩之（ありた ひろゆき）は、日本の実業家およびポートフォリオ・マネージャーであり、現在はブラックロック・ジャパン株式会社の代表取締役社長を務めている。

山口県出身。神奈川県立湘南高等学校を卒業後、1987年に一橋大学経済学部を卒業。同年、日本興業銀行（現・みずほ銀行）に入行。在学中は、進藤孝生監督の指導のもと、一橋大学ラグビー部に所属していた。
福岡ソフトバンクホークスの代表取締役社長・後藤芳光氏は、高校の先輩であり、大学の同級生でもある。
その後、有田氏はソシエテ・ジェネラル・ニュージャージー支店にて、外国為替部門および投資銀行部門に勤務。国際資金調達部門では外国債務ポートフォリオの運用を担当し、ニューヨーク支店ではウォール街の情報収集にも携わった。

ありた ひろゆき氏は、
1999年に米国のブラックロック・グループに入社し、ニューヨーク本社にて住宅ローン・ポートフォリオ・マネージャーおよびグローバル債券ポートフォリオ・マネージャーとして勤務。
この間、ブラックロック本社のマネージング・ディレクターに昇進した。
2006年にはブラックロック・ジャパン株式会社の代表取締役副社長に就任し、翌2007年に代表取締役社長へ昇格。
2009年、ブラックロック・ジャパンはバークレイズ・グローバル・インベスターズ（BGI）ジャパンと合併し、運用資産総額約20兆円を誇る日本有数の資産運用会社となった。
この時期、有田氏はブラックロック・ジャパンの代表取締役として、BGIが高い市場シェアを有していた上場投資信託（ETF）「iシェアーズ」の日本市場での開発・普及を積極的に推進した。
2010年にはブラックロック・ジャパンのマネージング・ディレクターを経て、代表取締役兼執行役員に就任。 2017年には再び代表取締役社長に就任し、金融庁金融審議会 市場ワーキング・グループ委員などの要職も歴任している。
著書に『１％の努力 』（ダイヤモンド社）がある。

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